泣ける【静ちゃんへの手紙】〜神風特攻隊員の兄と幼き妹〜

泣ける【静ちゃんへの手紙】〜神風特攻隊員の兄と幼き妹〜

大石伍長が妹の静ちゃんにあてた手紙です。

映像を見て私は泣きました。

命の尊さ、

愛情の深さを感じました。

もうすぐ終戦記念日です。

一人一人が戦争について考えるきっかけになればいいと思います。

静ちやん お便りありがたう。何べんも何べんも読みました。

お送りしたお金、こんなに喜んでもらへるとは思ひませんでした。

神だな(棚)などに供へなくてもよいから、

必要なものは何でも買つて、つかつて下さい。

兄ちやんの給料はうんとありますし、

隊にゐるとお金を使ふこともありませんから、

これからも静ちやんのサイフが空つぽにならない様、毎月おくります。

では元気で、をぢさん、をばさんによろしく。兄ちやんより

◆大石伍丁・遺書◆

なつかしい静ちやん!おわかれの時がきました。

兄ちやんはいよいよ出げきします。この手紙がとどくころは、

沖なは(縄)の海に散つてゐます。

思ひがけない父、母の死で、幼ない静ちやんを一人のこしていくのは、

とてもかなしいのですが、ゆるして下さい。

兄ちやんのかたみとして

静ちやんの名であづけてゐたいうびん(郵便)通帳とハンコ、

これは静ちやんが女学校に上るときにつかつて下さい。

時計と軍刀も送ります。

これも木下のをぢさんにたのんで、売つてお金にかへなさい。

兄ちやんのかたみなどより、

これからの静ちやんの人生のはうが大じなのです。

もうプロペラがまはつてゐます。さあ、出げきです。

では兄ちやんは征きます。泣くなよ静ちやん。がんばれ!