花葬りて、夜はなはふりて、よる市谷茅いちがやちがや

Amazonより引用

君はこれでも、俺の弟子でいられる

君が朔を殺したんじゃないか

僕がどうして

だって君は

華道家元夜野田朔芳(よのださくほう)こと、

夜野田朔(よのだはじめ)の弟子兼付き人。

それが、明川了(あけかわさとる)の肩書だ。

住み込みで生活を始めた了と

朔の師弟関係は和やかで順調だった。

しかし、ある夜。

大手広告代理店の局次長である弓越に

愛人として抱かれる朔の媚態を目撃してしまい

弟子から師匠へ狂おしい思いを秘めた手向けの物語。

生前の朔視点で描かれる了との

ひりつくようにエロティックな1話才能と劣情と

弓越との濡れ場を描いた掌編小説良識と愛人を

ミックス描きおろしで収録

市谷茅先生

2017年

フルールコミックス

あの、もう目を奪われました

装丁

オビには

君はこれでも俺の弟子でいられる?

才気溢れる弟子華道の家元

持余した体を先生は俺に差し出した

若き家元の急死

愛人は弟子に疑いの目を向けて

ですよ

即購入です!

いきなり受けの死!!

衝撃的すぎるっ!

そしてネタバレしますが

バッドエンドなんです

うわっ、ディープ

ってか先にメインキャラ死んでる時点でハピエンなはずがない

なのですが

何でしょう?さかのぼって話が進むので

ああそうなっていくのかと納得できる展開に

弟子、兼付き人の了は家元の朔に才能を見出されて付き人になった

もちろん家元のお世話をする立場

家元のところに出入りする人もだんだんとわかっていく

今日は大事な客が来るから

いろいろとよくしてもらっているからと

夕食が済み次第、離れにいてくれるかな。明日の朝になったら朝食の支度をしてくれて構わないから。

それは本宅に寄るなという牽制

今日本宅に泊める客人は特別な人

その特別な客人に師匠が媚態を見せる

愛人として抱かれる師匠の媚態を目撃した時から

了には師匠に対する別の感情が芽生えて

弟子から師匠へ狂おしい思いを秘めた手向けの物語となるわけです

師匠は了に対して

花を生ける彼の姿は迷いがなく美しい

立ち止まることなく

ひたむきに

そうして彼の才能が開花していくたびに

じりじり

じりじりと

肌を焦がされる感覚が自分を苛む

自分の眼は弟子を

曇ることなく評価していて

それがゆえに沸き上がる

嫉妬

そして

市谷先生の

物語へのこの引きずり込み方

ぐっと来てしまった

師匠が弟子を見つめる眼差しが

こんなにも熱く

冷酷で

彼への興奮と衝動

ゆがんだ愛は

ひどいことを彼にしたいと思うようになる

彼にはきれいなままの存在でいてほしいと思っているのに

自分から手を出し

歯止めが利かない

師匠が弟子を誘い

翻弄する

その行為は悦しくて仕方がなかった

ゆがんでる

ゆがんでいるのに

切なくて

美しくて

引き込まれてしまう

物語は続きますが

どうぞ興味を持った方は読んでみてください

ほかに

ブラ男子の話それもブラの上からの行為でないと興奮しないとか笑と

師匠目線からの番外編があります

この師匠目線からの話を読んでもって完結です

入浴時に

すりむいたひざのすり傷から

弟子との行為を反芻し

ゆがんだ思いを募らせた自分に

ばちがあたるとつぶやく

ほら、読みたくなりましたでしょ??

市谷マジックにかかってしまいました

ほかの本も読みたいです

どうでも情報

もうね、BBAの中で師匠と言えば歌丸なんですよ落語好きなので

昨年の歌丸師匠の鍋草履最高でしたいきなり舞台に運ばれてきた師匠。もちろん酸素のチューブをつけていました。

師匠の生舞台が最後だと思うとといつも舞台見るたびに

これが見納めと心で泣いているのに

見納めになったためしがない笑

円楽師匠も棺桶片足突っ込んでいるとかいつも言うくせに

ホント歌丸師匠のこと大切な方なんだなあって

笑いを誘う言葉にもたっぷりの愛情が見えてホントほほえましい

円楽師匠も大好きだ〜

落語のことになるとまたヒートしちゃう

ご長寿社会

歌丸師匠のように可愛いお年寄りがたくさんも困るか笑

はじめの話と内容が違ってきちゃった

どうでも情報なのでスルーしてください